たんすい日記

2010.10.15

国際交流 in TANSUI

「サワッディー」
「コップンカー」

最近、淡水幼稚園では、
こんなあいさつが飛び交っています。


これは、東南アジア、タイの言葉。
「サワッディー(こんにちは)」
「コップンカー(ありがとう)」という意味。

淡水幼稚園の子どもたちは、
今、タイのことについてちょっとだけ、学んでいます。


なぜ!?って

来週1週間、
実は、タイから幼稚園の先生が3人
淡水幼稚園にステイするのです。

数年前にも、一度来てくれた
タイの幼稚園で働く、
チョンプンヌック先生(難しいので、ギフト先生とみんなは呼んでいます)

彼女が、友達の幼稚園の先生2人を連れてきて
淡水幼稚園へ来ることに。


チョンプンヌック先生は私の親友。

数年前ロンドンに住んでいたころに、
ロンドン大学の大学院、
(Institute of Education)教育研究所で一緒に学んだ仲間です。

私は、ロンドンで幼稚園の先生として働き、また、世界各国の仲間と学びました。

途上国で幼児教育の普及に悩む仲間。
人種差別に悩む仲間。

(ロンドン時代の詳しい内容はこちら)

かけがえのない仲間と、いろいろな議論を交わし、
自分の常識が常識でなくなる体験をたくさんしました。

それが、今の私が
いろいろな子ども達の個性を
受け入れることができるようになった
原点になっているような気がします。

そして、そこに集う多種多様な民族と文化。

議論好きのイギリス人。
人の話にすぐに割り込むインド人
宗教の話では、決して譲らないイスラム教徒の人。
そして、黙りこくってしまう日本人。


そんな小さな世界の文化図が私の教室にもありました。

私のロンドン生活は、これを受け入れることからすべてが始まりました。

そして、こんなことを実感しました。

”国際人”とは、
相手の文化を受け入れることができる人。

決して、言葉がしゃべれることだけが国際人ではない。


でも、
私の経験から
自分の常識と違うことを受け入れるのは、
大人になってからでは、本当に難しい。

文化を受け入れるためには、
幼児期にできるだけたくさん、深く他国の文化に触れること。


そこで、今回も、チョンプンヌック先生に来日してもらうことにしたのです。

来週1週間、
淡水っこは、見たこともない異国、タイのことを学びます。

その様子を、
また、このブログで紹介しますね!

お楽しみに(^_-)☆

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